青山一丁目駅 徒歩3分 / 外苑前駅 徒歩3分
03-6804-1180

【診療時間】08:30~17:00 【休診】土日祝

logo

歯を守る精密審美歯科治療 マイクロデンタル

 

TOPTREATMENT包括歯科治療

包括歯科治療

本当に歯で困っている方の最後の砦になりたい

  • 「治療が必要なことはわかっているけど、しばらく歯科医院に行っていなくて上手く噛めない」
  • 「恥ずかしくて口の中を歯科医師に見せられない」
  • 「片方だけでしか噛めていない」
  • 「奥歯がないので前歯ばかり使うようになった」
  • 「もう一度よく噛めるようになりたい」
  • 「歯を見せて笑えない、笑うときに口を手で隠してしまう」
  • 「どんどん噛み合わせがおかしくなってきている」

こんな悩みを抱えているのはあなただけではありません。

よく噛めることを諦めないでください

下のグラフをご覧ください。このグラフは日本人の8020運動(80歳で自分の歯を20本残す運動)の達成率を表したものです。

日本人の8020運動は目標達成者は2016年に40%を超えました。 しかしながら、上記の表からもわかるように、日本人の半数以上の人は80歳で8本の歯を失っているのです(人間の歯はもともと28本)。また、この目標を達成できている人でも歯を失い、上手く噛めない人はたくさんいます。 当然、8本の歯がまとまってなくなることは滅多になく、15歳で生えそろってから徐々に歯を失っていきます。

1本の歯を失うことは一つの重要な臓器を失うこと

親知らずを除くと現代人の歯は28本あります。 「28本もあるから、1本ぐらいなくなっても27本あるし大丈夫」と思われるかもしれません。しかし、実はそこに大きな落とし穴があります。 歯は基本的に噛むためにある臓器であり、そのバランスは28本でとれているのです。1本の歯を失うと、そのスペースを閉じようと、もともと噛み合っていた歯が伸びてきたり、後ろの歯が倒れこんだりしてきます。おそらく、歯は噛むための臓器なので、1本なくなるとそこをカバーするよう、私たちの体はプログラミングされているのでしょう。

上の図をご覧ください。私の経験上、歯を失って何も治療をしないと5年ぐらいでこのような状態になることが多いです。 問題はその後です。

  • 「治療が必要なことはわかっているけど、しばらく歯科医院に行っていなくて上手く噛めない」
  • 「恥ずかしくて口の中を歯科医師に見せられない」
  • 「片方だけでしか噛めていない」
  • 「奥歯がないので前歯ばかり使うようになった」
  • 「もう一度よく噛めるようになりたい」

このような症状は、このタイミングでだんだんと出てきます。 つまり、歯が一本抜けた時は噛むことに大きな問題はなかったのに、右上の状態になると、全体のバランスが崩れて、物が食べづらくなってしまったように感じるのです。

包括歯科治療とは?
―痛む歯、抜けた歯だけではなく顔全体を見て考える―

では、このような状況下で、上の図の中の黒い点が虫歯になってしまった患者さんがいらっしゃった場合、どのような治療をすることが、より噛める、安定した状態をキープする治療につながるのでしょうか。 もちろんこの黒い虫歯の部分のみを取って詰める治療も一つの方法です。 しかしながら、それだけではこの患者さんの噛み合わせの崩壊を止めることはできません。

このときに必要なことは、なぜ今の状態になってしまったのか、またどのようにすれば安定した状態をキープできるのかを考えることです。

上図左Aの計画は矯正治療で、移動してしまった歯を元の位置に戻してから、インプラントにより噛み合わせを回復する方法です。上図右Bの計画は矯正をせずに、移動してしまった歯を削り、クラウンをかぶせることにより、環境を改善する方法です。

上図左Aの方法は歯を全く削らない代わりに、矯正治療や外科処置が必要になります。 上図右Bの方法は矯正治療や外科処置は必要ありませんが、その代わりに歯を削らなければなりませんし、その歯の負担が増え、その歯がダメになると、欠損部位は2本になってしまいます。

しかしながら、ここで重要なことは、この2つの方法は、その上虫歯を削って詰める治療と違い、崩壊している噛み合わせを止めることができるということです。 これが包括的治療の根底にある考え方です。

包括的歯科治療は歯をたくさん削る治療ではない

内山歯科クリニックの包括的歯科治療は歯をたくさん削る治療ではなく、どうしたら歯を保存しながら最大の結果を出せるか(Minimal Invasive Treatment)を常に配慮しております。そのためには、なるべく削らない、様々な技術を駆使しています。

この考え方が内山歯科クリニックの最大の特徴であり、コンセプトなのです。

歯を極力残し目的(審美的に、また噛めるようにするなど様々)を
達成するための2つのポイント

では、どうすれば歯をなるべく残しながら目的を達成することができるのでしょうか。当院ではポイントが2つあると考えております。

1つは今までお話ししてきたような治療計画の工夫です。どうすれば健康な歯を保存しつつ、目的(審美的に、また噛めるようにするなど様々)を達成できるかを考えることが歯を残すことにつながります。そのためには1つの口腔内を全体的に見る大きな視点が必要になります。そこから、矯正治療の応用、インプラント、ラミネートベニア(被せ物ではなく、薄いセラミックを接着する技術)、神経をできるだけ保存するなど、様々な技術を駆使して治療計画を考えていきます。 下の症例をご覧ください。この症例はほとんど歯を削らずに見た目の改善を行いつつ、よく噛めるような治療を行ったものです。最初に左の写真の段階で、右の状態をイメージできるかが、歯を極力残し目的(審美的に、また噛めるようにするなど様々)を達成するするための重要なポイントになります。

  • 治療前

  • 治療後:歯をほとんど削らずに見た目、噛みやすさを改善した

もう1つのポイントは「見る」ことです。当院ではマイクロスコープ(顕微鏡)を使用し、20倍に拡大された患部を見ながら治療を行っています。

下の症例写真をご覧ください。この症例は歯が溶けてきてしまって困っておられた方に対し、ラミネートベニアというセラミック接着させる治療を行いました。歯を最小限の侵襲で形を整え、周りの歯と調和した修復物を口腔内に入れるためには、よく見えるということが非常に重要になってきます。

右の写真を見て、どこが境目かお分かりでしょうか。肉眼だとよく見えないために、歯を削りすぎてしまったり、歯肉を傷つけたりしやすくなります。 マイクロスコープを用いてよく見て慎重に形を整えると、歯を削りすぎるリスクや歯肉へのダメージを最小限に抑えることができます。

また歯とセラミックの境目をスムースにできるので、より本物の歯に近いものを作成できるようになるのです。

  • 治療前

  • 治療後

自然な笑顔とよく噛めること諦めないでください

「とはいえ、もうだいぶ歯もないし、自分の口の中は大変なことになっているから手遅れだ」と思っている方も諦めないでください。現在の歯科治療では、様々な治療が可能になっています。美味しくしっかり噛んで、自信を持った笑顔でいられることは、人生においてもっとも重要なことの1つです。他の歯科医院で治療できないと言われた方でも、何か方法があるかもしれません。当院で一緒に計画を考えていきましょう。

包括歯科治療なら マイクロデンタルにご相談ください

治療をご希望の方はまずは予約は電話(03-6804-1180 [診療時間]8:30~12:30 / 13:30~17:00)または初診予約フォームよりお申込みいただけます。


※当院は担当歯科医師、担当歯科衛生士がお一人お一人に合わせた丁寧な診療を行っているため、対応できる患者様に限りがございます。 そのため、予約が大変込み合っており、混雑状況によって、1ヵ月程度お待ちいただく可能性があります。